さざ波のような日々

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【愛知県蟹江町】須成神社で行われるお祭り「須成まつり」 スケジュールや宵祭の見どころを紹介【蟹江川】

 

愛知県西部、田畑の多い平野部にある蟹江町。
のどかな尾張西部のまちで8月初旬に行われた、あるお祭りに行ってきました。


それが「須成まつり」


今回は蟹江川を舞台に行われる、小さいながらも伝統あるお祭りを紹介します。





須成まつり

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「須成まつり」は蟹江町北部の須成地区にある、冨吉建速神社(とみよしたけはやじんじゃ)・八剱社(はっけんしゃ)の祭礼です。
毎年8月第一土、日曜日に行われるお祭りで、今年は45日に行われました。


2日間のスケジュールは、宵祭と朝祭の二部構成。
両日ともに、蟹江川を「車楽舟(だんじりぶね)」が渡ります。

また宵祭と朝祭で船は装いを変えるため、どちらも見どころです。



お祭りは2日間ですが、朝祭22日前から77日後までの全工程の期間も合わせて、100日祭」と呼ばれています。

そんな 須成祭の「車楽船行事と神葭流し」は2012年に重要無形民俗文化財に、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録されています。
江戸時代にはすでに行われていたと言われ、400年以上の歴史を持つお祭りです。





須成まつりのスケジュール

先ほども言いましたが、祭りは宵祭と朝祭の二部構成。
宵祭では提灯で飾られた巻藁舟が、朝祭では車楽舟が祭囃子を奏でながら川を渡ります。


宵祭はお昼頃から須成神社の境内に露店が出始め、巻藁舟の準備が行われます。
20
時に巻藁舟が出航し、全行程が終わるのが21時半頃でした。


朝祭は巻藁舟の装飾が変わり、車楽船になります。
こちらは9時半出航、一時間ほどで天王橋に到着し、儀式が行われる予定となっていました。




須成祭り「宵祭」の周辺の様子

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神社の境内は1617時頃には地元の子供でいっぱいです。

 

 

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駐輪場から神社までの道は「ランタンストリート」
子供たちがペットボトルで作ったランプが細道を照らしてます。

短冊もついていて、願いごとが書いてありました。
子供達の願いごとになんだかほっこり。



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蟹江川の上流にある「観光交流センター祭人」も、ケーブルテレビの取材班や外国からの観光客でいっぱいでした。




須成まつり「宵祭」の見どころ

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須成まつりの見どころは、川を渡る巻藁舟。
祭りとしてはゆっくりめな、19時頃から提灯の準備が始まります。

そのあいだ、賑わう神社では地元の鼓笛隊が演奏中。


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公民館でも稚児たちによるお囃子が行われていますが、20時になると公民館から船へ出発。

稚児は毎年別の子が選ばれるようで、公民館前で紹介のアナウンス。
稚児の友達が歓声をあげていたのも、なんか地元感あって良いなあと。



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この祭りの時だけ上がる橋「御葭(みよし)橋」も必見。
船が徐々に迫ってくると、橋が音を立てて上がり始めます。

 
 

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川には花火も仕掛けられていて、橋が上がりきると作動。
川の西側に文字花火があります。



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ネズミ花火も川に放たれました。
光と音と煙がすごかった。

なお花火作動中は船は橋の向こう側で待機。
舟に火花が当たり、引火しないようにですかね。



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一応、三者の共演は撮影できました。
(ちょっと遠いけど)


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そのまま北上し、ラストの仕掛け花火です。
川の下流でも出発時に、おそらく同様の花火が仕掛けられています。

なおこの花火の作動前後に一部通行止となるため、一時的に北側に進めなくなりました。
これが後々のイベントに関わるので、ポジションを定めとくのが重要。

 

 

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川の上流までたどり着くとフィナーレ。
船の上から、稚児や男衆による「餅投げ」

この餅には無病息災の御利益があるため、観客による争奪戦に。


ここで一時的な通行止の影響が。
なんと、餅投げは北側の橋に向かって投げるのが多いんです。

なので取りたいなら最初から川の北側にいるとベスト。

 

 

 

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全ての工程が終わると、締めくくり。
最後の最後に、川の北東で打ち上げ花火です。

短いですが、町民にとっては祭りを締める大事な花火なんじゃないかな。


ちなみにこちらも通行止の影響を受けます。
川の東岸だと神社の木でほぼ見えません。



須成まつりに行ってみて感じるポイントは、位置取りが難しいこと。

船は引っ張って動かすので、両岸とも通る前に警察の誘導が入ります。
なので岸のスレスレにはいられず、目の前にいるのに写真が撮れないなんてことも。

また餅投げや仕掛け花火、最後の打ち上げ花火など、出し物が多いのに位置がバラバラ。
なので祭りを通してのベストポジションには出会えませんでした。

どれをメインにするか目的を絞るといいんじゃないかな。



 

アクセス

電車

JR蟹江駅
歩いて10分ほどで会場です。
目の前に大型スーパーもあり、周りに歩いてる人も多いので便利。



名鉄蟹江駅
こちらはもう少し時間がかかります。
駅からまっすぐ北に進むとJR蟹江駅に出られ、そこからのルートは同じです。


駐車場、駐輪場

駐車場は蟹江川南側、駐輪場は北東の公園にあります。




まとめ

イベントが盛りだくさんの須成まつり。
蟹江というローカルなエリアですが、たくさん楽しめる要素がありました。


また、今回行ったのは宵祭りです。
翌日の朝には朝祭りがあり、宵祭の巻藁船が梅や桜の花で飾られただんじり舟に。

朝祭りも舟が川を北上、天王橋で飾り花を折り、観客へ投げるようです。
夜祭の餅投げの要領ですかね。
花を家に飾ると雷除けや良縁などのご利益があるようです。



以上、朝夜どちらも見どころ満載な須成まつりでした。



「須成祭り」

  • 場所:冨吉建速神社・八劔社
  • 住所:海部郡蟹江町須成門屋敷上1363
  • 期間:8/4(土)、5(日)
  • 時間:19:3021:10(宵祭)、9:3011:10(朝祭)
  • HPhttp://www.kaninavi.jp/html/sunari/